介護美容研究所は高齢者に美容を届ける、ケアビューティスト養成に特化したプロスクール!
今日はそんな介護美容研究所の受講で後悔しないための情報として、【良いところ・悪いところ】を検証してみたいと思います。
介護美容研究所にご興味をお持ちの方は、どうぞ参考にしてください。
介護美容研究所とは?
現代社会において高齢化がますます進んでいくと同時に、介護に美容は欠かせないといった考えの、新たな時代がやってきました。
そんな時代背景のもと、日本初の「介護×美容」専門のプロスクールとして、2018年7月、東京・原宿で開講したのが「介護美容研究所」です。
高齢者の方々の中には、お洒落が好きだった自分を過去に閉じ込め、お気に入りだった髪型や、大好きなお化粧諦めてしまわれた人が多くいらっしゃいます。
「身体の自由がきかないのだから仕方ない」
そうは考えてほしくはありません。
自分でやるのが難しければ周囲がサポートすればいいのです。
サポートをするだけの価値が、高齢者美容にはあるからです。
好きな髪型やお化粧には、前向きになれる無限の可能性があります。
活力を失いかけた高齢者の方々に喜びや笑顔を与え、さらにはご本人を取り巻くご家族や、施設で働くスタッフの方々までをも幸せにできる大きなパワーを持っています。
「キレイな自分」を諦めかけた高齢者の方々に対し、美容の技術で「笑顔」や「生きがい」を届けるのが、ケアビューティストと呼ばれている職業の方たちです。
ケアビューティストとは?
年齢とともに身体が自由に動かなくなった高齢者の方々は、“キレイでいること”をいつしか諦めてしまっています。
でも、キレイになると誰かに会いたくなり、生きる活力が湧いてくるはず。
ケアビューティストという職業は、介護現場のお年寄りの方に対し、メイクやネイル、アロマ、タッチケアといった美容を施してあげて、自分らしさや生きる力を届け、笑顔のある暮らしを支援するのがケアビューティーというお仕事です。
実際に美容のアプローチによって、お年寄りはリハビリや社会参加への意欲がわいたり、穏やかでいられる時間が増えたり、入浴や食事を拒む回数が減ったりといったさまざまな実例が報告されているのです。
ケアビューティストは介護のための仕事でありますが、肉体労働は行わず、美容のみでケアを行います。
「食事・排泄・入浴」は三大介助と言われ、体力的にハードな介護の仕事です。
しかしケアビューティーの業務に含まれることはないのです。
また、労働時間にも決まりがありません。
自分の生活に合わせて働くことができます。
例えば、私は体調があまりよくないので、午後を中心に1日2~3時間と決めて週に5回、施設訪問してる方は、このようなスケジュールです。
また、私は子育てと並行して、生活に余裕を持たせたいので、ぎゅっと詰めて週3で働いてる人の場合は、このようなスケジュールになります。
このように週5日ほどで月30万ほどの収益を得ることも可能ですし、また、毎週複数の施設に訪問してアクティビティを行うことで、安定した収入につながります。
子育てや体調の面で働く時間をそこまで取れない方も、週に2~3件にしたりなど、ご自身で仕事量をコントロールすることができるため、安心して働くこともできることでしょう。
ただし、ケアビューティーに求められるスキルは、容易に習得できるものではありません。
高齢者の方々は、髪を切るなら美容室、ネイルをするならネイルサロン、身体をほぐしたければエステサロンというように、目的に合わせてサービスを選び、店舗に足を運ぶことが難しくなってきます。
そのためメイクやネイル、エステといったトータルの美容技術…「トータルビューティースキル」が必要となります。
この「トータルビューティースキル」を身につけたケアビューティストを輩出する目的で設立されたのが、介護美容研究所というわけです。
介護美容研究所はケアビューティストになるためのスクール!
ではここからは、介護美容研究所についてご説明していきたいと思います。
まず、ケアビューティーになるには、これだけの知識やスキルが必要になります。
介護美容研究所では限りなく実践に近いカリキュラムが組まれていて、現場で活躍してるプロ達がいままで培ってきたノウハウのすべてを注ぎ込んだ、「仕事としての介護美容」を学ぶことができます。
そして学んだことを、現場実習で自分のものにすることができる、限りなく実践的な授業の内容となっているのが特徴です。
現在、介護美容研究所では「ケアビューティーコース」と「訪問美容コース」という2つのコースが用意されています。
介護美容研究所の「ケアビューティーコース」は、メイクセラピーや福祉ネイル、タッチケア、トリートメントといった高齢者向け美容のスキルを学習できるというコースです。
・3ヶ月で終了する「ビューティーケアワーカー専攻」
・6ヵ月で終了する「ケアビューティスト専攻」
・1年で終了する「ケアビューティーマイスター専攻」
が用意されています。
●「ビューティーケアワーカー専攻」の到達目標は、
・ケアメイク、ケアエステティック、ケアネイルの基礎技術の修得
・日々のケアの現場で活用できる、代表的な美容の技術や考え方の修得
…になります。
●「ケアビューティスト専攻」の到達目標は、3ヵ月コースに加え、
・メイク、エステティック、ネイルのいづれかの高齢者向け専門技術・ノウハウの修得
・複数の利用者に実施する、レクリエーション・アクティビティの企画・運営ができる能力の習得
…になります。
●「ケアビューティーマイスター専攻」の到達目標は、6ヵ月コースに加え、
・メイク、エステティック、ネイルのすべての高齢者向け専門技術・ノウハウの修得
・自立の方から認知症や終末期の方まで、幅広い高齢者とコミュニケーションがとれ施術ができる技術の修得
…になります。
介護美容研究所の「ケアビューティーコース」の特徴はというと
~美容のオーダー全般に対応できるトータルビューティースキルを習得~
美容を導入したい介護施設は、メイクやネイル、エステまで美容全般を一貫して任せられる人材を求めています。
その理由は、施設を利用する人も施設側も、施術内容によっていちいち別の人に依頼するのは大変だからです。
介護美容研究所では、その場で美容のオーダーすべてに応えられる「トータルビューティースキル」を学ぶことができます。
~ビジネスとして展開するために必要な企画・運営手法が身につく~
美容スキルを習得しただけでは、仕事に結び付けるのは困難です。
そこで介護美容研究所であれば、介護施設に美容を導入してもらうための、ノウハウやテクニックも習得することが可能になります。
個別ケアだけでなく、複数の利用者に対するレクリエーションを企画・運営できる手法も学ぶため、施設側に幅広く魅力的な提案ができるようになります。
~卒業後の仕事のイメージを具体的に描ける現場実習~
在学中から高齢者の方へ施術を行えるよう、介護美容研究所と提携する介護施設に協力を仰ぎ、現場実習がカリキュラムに組み込まれています。
実在する介護施設で、実際の利用者様と触れ合いながらm実践的な学びを豊富に得られる現場実習は、スクール卒業後にキャリアを構築していくうえで、確かな基盤となるのは明らかです。
また、資格を取得し技術の証明をすることによって施設開拓のハードルも一気に下がることでしょう。
介護美容研究所の「訪問美容コース」は、寝たきりの方へのカット術や、施設・居宅での施術フローのほか介護資格を取得できるコースです。
技術における「訪問美容テクニック講座」、経営における「開業ビジネス講座」、資格における「介護職員初任者研修講座」という、3つの講座が用意されています。
●「訪問美容テクニック講座」の習得内容は
・車椅子、寝たきりの方への施術方法(車椅子に座った状態でのバックシャンプー、寝たきりの方のカット、シャンプー、毛髪の処理など)
・現場で想定されるリスクとその回避方法
・ご本人・ご家族・施設の要望を考慮した施術について
…になります。
●「開業ビジネス講座」の習得内容は
・施設への営業(施設形態の理解、提案方法、必要書類)、ブランディング(他社との差別化、自社の強み等)
・企業間契約の書類の種類
・集金の種類、必要書類、管理
…になります。
●「訪問美容テクニック講座」の習得内容は
・訪問美容の施術に必要な介護の技術(移動、移乗など)
・基礎知識(認知症、介護保険制度など)
・訪問美容に必要となる内容はそのままに、整容・美容の内容を追加
…になります。
介護美容研究所の「訪問美容コース」の特徴はというと
~訪問美容サービスの流れすべてを網羅的に学ぶことができる~
「訪問美容コース」では、高齢者向けのカットテクニックやコミュニケーション法を学ぶだけでなく、現場実習を通して訪問美容サービスの流れを学べるのが特徴です。
介護施設以外の場所でもスムーズに施術が行えるよう、介護美容研究所であれば最適なセッティング法や利用者の誘導補助といった訪問美容独自のスキルが習得できます。
~訪問美容に特化した介護資格を取得できる~
訪問美容の施術時は、利用者を誘導する場面も出てきますが、要介護者の移動・移乗を行うには資格が必要となるケースもあります。
そこで介護美容研究所には、訪問美容に特化した「介護職員初任者研修」取得講座が用意されています。
介護資格を持つ美容師なら、職員やご家族の手を煩わせることなく現場でスムーズに行動できるようになります。
~BtoBビジネスの流れから営業ノウハウまでを習得できる~
店舗を持って運営する美容室とは異なり、訪問美容は施設への営業を行うためBtoBビジネスに位置づけられます。
介護施設への営業方法やプレゼンテーションの仕方、契約書や同意書作成といったBtoBビジネスに必要となる、すべての手法を学べるのも介護美容研究所の特徴です。
介護美容研究所の口コミでの評判
◆介護美容研究所 口コミ
※出典:介護美容研究所 (@_._._miraiproject_._._) – Instagram
※口コミはあくまで個人の感想ですので、使用感や効果には個人差があります。
介護美容研究所の口コミでの評判はどのような感じでしょうか。
ここからは、インスタグラムに投稿されて口コミをご紹介していきたいと思います。
ケアビューティーコース4月生 福井 菜央さん
【受講動機】
医療行為や排泄・入浴の介助などは必ず誰かが行うけど、後回しにされている美容や整容を看護師の仕事に+αでやっていきたいと思ったからです!
もう1つは父が癌で亡くなる前に緩和ケアとしてフットマッサージをしてあげたらとても喜んでくれたんです。
なので、終末期の方に安らぎを与えられるようなケアがしたいと思い受講しました
2019年の10月生、及川美彩紀さん
【受講動機】
自分達が当たり前に髪を整えたり、お化粧をしている中、施設や病院に入ると、入浴後髪を乾かす時間すらなくその方の「当たり前」が奪われているような気がして、何かここに焦点を当てて自分にできることはないかなと思ったことがきっかけです。
高校生の頃から福祉の勉強をしていて、授業の中で外部講師の方が「介護の世界にも美容があるんだよ」と言っていた言葉をその時ふと思い出し、介護美容に特化している介護美容研究所に入学を決めました。
【ひとこと】
「メイクが上手いわけではなく、私なんかがやってもいいのかな」って思っている方もいると思うんですけど、最初はみんな上手くできないし、それが普通だと思うんですよ!
全くの美容素人でも、ここではプロの講師が1から教えてくださりますし、学びながらみんなが綺麗になっていける場でもあるので、怖がらずに介護美容の世界に飛び込んでみてほしいです!
ケアビューティーコース4月生の吉原彩華さん
【受講動機】
元々美容に興味があり、好きな事を仕事にしたいと思ったのがきっかけです。
看護師の資格を活かしつつ、自分でもっと何かを発信していきたいと思い、たまたま見つけた介護美容研究所の広告をみて、すぐに申し込みました!
その時は具体的にどうしていきたいとかは決めていなかったのですが、とりあえず行動を起こそうという感覚でした(笑)
学校に通ってみて、みんな綺麗で、美容に興味のある人ってキラキラしてるんだなぁと感じ、今では卒業したら「個人で活動して、沢山の方を心から笑顔にしたい!」という目標が出来ました!
【ひとこと】
学校も綺麗で、通っていてテンションが上がります。
うちのクラスはとても仲が良く、お昼休みには近くのカフェへランチに行ったりしています。
学校の先生やスタッフの皆さんもとても優しく、いつでも相談に乗ってくれます!
私のように具体的な将来像を考えていない方も学びながら目標を見つけられるので是非、この世界に飛び込んでみて欲しいです!
押切真理子さん
【受講動機】
私は若いころから美容に興味があって、「なぜ自分は美容の専門学校に行かなかったんだろう」と、ずっと思い続けてきたところがあるんです。
そうしてこちらのスクールの広告に出合ったとき、「こんな学校があるんだ!」という驚きと、「これをチャンスだと思ってやってみようかな」という気持ちが芽生えたことがきっかけです。
【ひとこと】
年齢を重ねると、ついついやりたいことを諦めてしまうようになりがちですが、私は「そんなことはない」と思っています。
私はどちらかというとネガティブではありますが、好奇心はもっている方。
「この年齢じゃあ、何か始めるのは遅いよね」という方も多いけれど、自分では「今からでも挑戦できる」と感じているんです。
ですから皆さん、やりたいことがあるならば年齢で諦める必要はないと思います!
ケアビューティーコース4月生 大和田 さくらさん
【受講動機】
施設等で毎日何もすることなく、最低限のケアだけでぼんやり過ごされてるいるご高齢の方々を沢山見てきて、この方々を癒してあげたり和ませてあげたり、人生の最期まで輝かせてあげたい。
看護の知識や技術ではなく私に出来ることは何だろう?
と考えた時に、ご高齢の方々も自分も楽しく人生を送れる武器として介護美容の知識や技術を身につけようと思いました。
学んだ事を身近な方に少しずつ実践しておりますが、とても喜んでいただいています。
不器用ですが、この道を選んで良かったと思っています。
【ひとこと】
大好きなアロマテラピーを極めていき、卒業したら地元を中心に介護施設や、外出のままならないご高齢の方々の元へお伺いします!
サロンを持たずに先方へお伺いスタイル「ノマドケアセラピスト」として頑張っていきたいです
なぜ、訪問理美容が現場に求められるのか?
髪を梳いたり、メイクしたりするなど、身体機能の低下にともない自身で行うことが困難になる美容。
介護施設でも、食事や排せつ、入浴介助などが優先され、美容に関しては後回しになりがちです。訪問理美容が現場に介入することで、見た目が美しくなるだけではなく、それをきっかけに自身で鏡を見る機会や会話が増えるという「心身の活性化」という効果にも期待ができます。
介護美容の効果
高齢者にメイクを施すことで心や脳、身体などにさまざまな効果があると言われています。
美しくなることで自分に自信を持つことができ、気持ちが前向きになるという心の変化や、自分で使用する化粧品を選んだり、習慣にすることによる脳の活性化、自身でメイクを行う際に手や腕の筋肉を動かすことによる筋力の向上、またそれらの効果に伴い「おしゃれをして外出したい」「人と会って話したい」という想いが芽生えます。
美しくなるということは外見が変わるだけではなく、気持ちまでも動かし、人生を豊かにしてくれるリハビリ的要素も含んでいると言えるのではないでしょうか。
女性は生涯「美」を求め続ける
おしゃれな服を身にまとい、髪型をセットし、メイクをする…そおすると少し背筋がピンとするのは、いくつになってもきっと同じ。
「いつまでも美しくいたい」と思うのは、女性の自然な想いなのです。少しのきっかけがあるだけでその想いは叶えることができるはず。
介護美容や訪問理美容は、そんな想いをサポートできる素敵な仕事です。
美しくあり続けたいのは男性も同じ!
輝きを取り戻した女性に影響され、メイクはせずともヘアセットやスキンケアで若々しさを保つ男性も増えているようです。
顔のマッサージを含むスキンケアには、肌が元気になるだけではなくリラックス効果もあるので気分転換にもおすすめ。
男性は髪型が整い、肌のハリツヤが出るだけでガラッと雰囲気が変わります。
訪問理美容の働き口が広がっている
美容室まで行くことや長時間座っているということにも体力が必要な高齢者の想いを叶えるべく自宅や介護施設へ伺って施術を行う訪問理美容師は、超高齢化社会には必要不可欠な仕事だと言えます。
訪問美容を望む高齢者は年々増加している一方、事業所の数は少ないという現状、一人でも多くの訪問理美容師が求められています。
なおかつ、現在、休眠美容師(資格は持っているが働いていない人)は全国に75万人という調査データもあり、新たな働き方としてスキルを活かすこともできます。
まとめ
美しく、若々しくなった高齢者の方々から、最高の笑顔を引き出すことができるこの仕事。
美容や理美容に携わる方の新たなやりがいとしてはもちろん、介護に携わる方や「介護は好きだけれど離れてしまった…」という方も新たなスキルとして習得することで、「目指したい介護」や「新たな介護への関わり方」が見えてきそうです。
少しでも興味がある方は、ぜひ「介護美容研究所」のホームページをチェックしてみてください。個別相談会やWEB相談会もあるので、気軽に問い合わせてみてくださいね!