2020年 12月 の投稿一覧

塾のタイプの「進学塾」と「補習塾」の違いとは?

塾は大きく分けて「進学塾」と「補習塾」の2つのタイプに分けることができます。

ここでは、分かりにくい補習塾と進学塾の特徴について、それぞれの違いやメリット・デメリット、向いている生徒の特長についてまとめてみました!

難関校への進学希望者は進学塾へ通い、定期テスト対策や学校の授業の補習を受けたい生徒は補習塾へ通うといったイメージを持たれているかたも多くいると思いますが、それぞれの塾にはどのような特徴があるのでしょうか?

「進学塾」について

中学受験や高校受験、大学受験の入試対策に特化した塾を「進学塾」と呼びます。偏差値を上げるための塾と言い換えることもできます。

進学塾の特徴として、入試から逆算した年間のカリキュラムに沿って授業が進行しますので、学校の授業よりも進学塾の授業の方が進むスピードが速いです。例えば、中学受験向けの進学塾では2月から新学年のカリキュラムが始まります。そのため学校ではまだ習っていないことも先取り授業として進学塾では習ってしまうため、進学塾へ途中入塾を検討する際には注意が必要でしょう。

また、進学塾というと学校の成績上位者しかいないイメージもありますが、実際はそうではありません。多くの進学塾では学力別にクラスを設けているため、成績が中位層の生徒もいます。ただ入塾の際に入塾テストを実施している塾もあり、一定の学力以上の生徒しか入塾できない進学塾もあるため入塾前に確認してください。

補習塾とは

授業のフォローや定期テスト対策を行う塾

補習塾は、学校の授業や定期テストのための学習行う塾です。

学校における成績を上げることや、学校の授業についていけるようにすることを目的としており、学校の進度に合わせてカリキュラムが組まれます。

基本的には、学校の先取り授業定期テストのためのテスト対策が行われる塾です。

現在の学力を図るテストがある

入塾テストを行う場合もありますが、ほとんどの場合で入塾資格の確認というより現在の学力を把握することが目的です。

そのため、入塾テストの結果入塾ができないなどということはほとんどありません。

また、個別指導指導を行っている塾も多く、生徒に寄り添う形でサポートしていく形式が見られます。

ほかにどんな塾があるの?

進学塾と補習塾以外には、どのような塾のタイプがあるのでしょうか。

総合学習塾
受験対策や進路相談だけでなく、学校の授業のフォローや定期テスト対策などを総合的に幅広く指導してくれる塾を総合学習塾と呼んだりします。進学塾と補習塾の両方の性質を備えている塾といえます。

専門塾

専門塾ははあまりなじみがないといえます。

例えば鉄緑会は東大受験対策を専門として行っている専門塾といえます。もちろん進学塾ですが、その中でも基本的に東大受験を考えている生徒が入塾するため専門塾という名称がついています。

他にも、英検・数検など特定の資格をとるための塾や専門塾と呼ばれることがあります。

補習塾と進学塾のメリット・デメリット

補習塾のメリット/デメリット

自分に合ったレベルで学習できる

補習塾では、自分にあった学習ができるため成績が伸びずに困っている生徒も着実に成績を伸ばすことができます

補習塾の目的は、学校の授業の対策や定期テスト対策のため基礎基本を押さえることにポイントを置いています。

学習の結果が定期テストなどで実感しやすいため学習する意欲を保つことができます

少人数体制で学習できる

補習塾は少人数制で授業を行っている塾も少なくありません。

そのため、講師が一人の生徒に割く時間が自然と多くなり質問や苦手分野に対してしっかりと対応してくれます。

まず基礎基本から学びたいという方は、補習塾がオススメです。

学習のレベルが限られる

補習塾では、学校の先取りや定期テストの対策を行うことがメインなので学校で学ぶレベルのことを中心に学習が進んでいきます。

補習塾のカリキュラムには基本的に受験対策は含まれておらず、学校の学習進度に合わせた学習カリキュラムになっている場合が多いです。

特に私立校の受験を視野に入れている場合補習塾では対策が難しく、自分で勉強したり別途講座を受講したりすることも必要でしょう。

受験の情報が少ない

補習塾は規模が小さい塾が多いのが特徴的です。

大規模な塾と比べて学校情報や受験情報が乏しくなってしまうことが考えられます。

受験や進学を考えている方は進学塾に通うことをオススメします。

進学塾のメリット/デメリット

入試直結の学習

進学塾は、入試合格に直結した授業を受けられるのがメリットです。

志望校合格へのカリキュラムが組まれているのが特徴的です。

特に受験で通用するような問題演習を積み重ねることができるので、実践力が身につきます。

情報量が多く切磋琢磨できる

進学塾では情報量が多いのが特徴的です。

受験情報や入試情報が飛び交い、他の生徒と話をする機会も多いです。

同じ目標や同じ程度のレベルの生徒と一緒に学ぶことで、切磋琢磨しながらモチベーションを保つことも期待できます。

講師に質問しづらい

進学塾では、講師が生徒に一方的に授業する形式が多いので距離感があるというのが特徴的です。

受講する生徒が多いと講師に質問しづらい環境ができてしまい、結果わからなかったことが解決しないという可能性があります。

学校の授業についていくことも難しいという生徒は、進学塾で学習するのは難しいかもしれません。

他の生徒を意識してしまう

他の生徒と切磋琢磨できる環境は非常に学習環境としてはいい環境といえますが、意識しすぎてしまうと自分に合った学習ができなくなってしまいます

学力向上や受験合格には自分のペースに合わせて学力を伸ばしていく必要があります。

他の生徒が取り組んでいるレベルと自分の学習レベルがあっていないと、受験合格への道は遠ざかってしまいます。

補習塾に向いている子

学校の授業についていけない子

学校に授業についていけない子は進学塾ではなく、補習塾に通うべきです。

補習塾では学校の授業第一で学習を進めるため、学校の授業についていけない子は補習塾に通うことで学校の授業についていけるようになります。

推薦受験を考えている子

推薦入試を考えている生徒は補習塾で定期テスト対策をして、内申点や評定を上げられるように対策するべきです。

推薦入試では受験のための学習をしなくてよいので、定期テストで実力を発揮できるように勉強をしましょう。

進学塾に向いている子

学校の勉強よりも受験を意識している子

受験を第一に考えている生徒は進学塾に通うべきです。

進学塾ではほとんどの生徒が受験のことを考えて学習しています。

その環境で学習することで受験を常に意識し、自分の学力を少しでも志望校に近づけようという努力をすることができます

難関校を志望している子

難関校は比較的倍率が高く、情報戦になることもあります

過去問の傾向や質の良い解説などを求める生徒は、進学校に行き自分の志望校に合格するための武器を手に入れる必要があります。

傾向をつかむことは特に大学入試では大切になってくるので、自分の志望校によって進学塾に通うのかどうかを検討しましょう

小学生はいつから塾に通わせればいいの?目的によって通うおすすめの時期を解説

一般的に小学生は何年生ごろから塾に通っているのでしょうか。

最近ではプログラミング教室や英会話教室などの専門的な教室も増えてきていますので塾の種類も多様化していますし、一方で私立中学や中高一貫校への注目が集まっており年々受験者数が増加しています。

そのなかで小学生のお子さんをもつ親御さんにとっては塾へ通わせるタイミングへの関心は高いですよね。このページでは小学生の通塾率や塾へ通うおすすめの時期、そして塾選びで気を付ける点について解説します。

小学生の通塾率と塾へ通う学年について

それではまず小学生の通塾率を見ていきましょう。文部科学省の平成28年度「子供の学習費調査」を参考に公立・私立における通塾率をまとめてみました。なんと私立に通う小学生では約7割が、公立でも約4割の小学生が塾へ通っています。
※文部科学省 平成28年度「子供の学習費調査」より

小学生が塾へ通う目的とはどういったものがあるのでしょうか。塾へ通う目的として大きく二つあります。一つ目は中学受験のために受験に備えたカリキュラムのある進学塾に通わせるというもの。二つ目は授業内容の補習や学習習慣を身に付けさせるために補習塾へ通わせるといったものになります。

特に高学年になると低学年と比べて授業の難易度が高くなりますので、授業の理解に遅れが出ないようにするために塾に通わせるようです。それでは次に塾の種類を見ていきましょう。

小学校から塾に行くべきか

世の中の傾向を把握しておくことは大切ですが、多数派に合わせるのが最適な選択とは限りません。なぜなら、塾に通わせている人にはそれぞれ目的があるからです。具体的な目的としては、中学受験に向けての対策や小学校の授業の補足などがあります。何のために通うのか検討することで、塾の必要性に対する判断は変わってくるでしょう。特に目的が思い浮かばないのであれば、まだ塾に魅力を感じられないことも多く、その段階で通わせるのが必ずしも適切とはいえません。

たとえば、子どもが小学校の低学年の間は不要だと認識している親もたくさんいます。将来的に中学受験をするにしてもまだ先の話ですし、小学校の授業の難易度もまだ低いので、塾に通わなくても問題ないと感じやすいからです。低学年の間はスポーツ系や芸術系などの習い事を選び、学年が上がるにつれて、状況を見ながら塾に切り替えていく方針の家庭も見受けられます。

学習塾の種類

塾は大きく4つの種類があります。お子さんを塾へ通わせるにはその目的に合った塾を選択する必要がありますのでそれぞれの特徴をみていきましょう。

①進学塾
中学受験に向けた入試などの受験対策を指導してくれる塾を指します。

②補習塾
小学校の授業の補習や定期テスト対策などを指導してくれる塾を指します。

③総合学習塾

受験対策と学校の授業のフォローなどを総合的に指導してくれる塾を指します。

④専門塾

英会話教室やプログラミング教室など科目に特化した塾を指します。

進学塾として難関校の受験対策に特化している塾もあれば、総合学習塾として受験目的も補習目的にも対応している塾があり、塾によって特徴は異なります。

塾に通う目的は?

子どもを塾に通わせる目的は家庭によってさまざまです。塾通いの必要性や開始時期に関して検討する際、どのようなケースがあるのか知っておくと参考になるでしょう。以下に紹介するのは、塾に通う目的のなかで代表的なものです。

中学受験

中学受験を見据えている家庭の場合、塾に通わせるのが一般的となっています。小学校の授業だけなら、家庭内での学習だけで十分に対応できるという人もいるでしょう。しかし、中学受験では、小学校のカリキュラムをこなすだけでは正解できない問題が出されることも多いです。もちろん、志望校の難易度によって変わりますが、親の指導のみに頼った勉強法だと、本番の試験に対応しきれない恐れがあります。また、中学受験は学校や年度によって傾向が違うので、家庭でそこまで考慮して教えるのは簡単ではありません。一方、塾であれば、中学受験の傾向をしっかりと分析したうえで、小学校のカリキュラム以外の内容も指導してくれます。

ただし、周辺に適切な塾がない場合などは、他の手段で中学受験を目指す人もいます。たとえば、家庭教師に教えてもらったり、通信教育を利用したりするケースは珍しくありません。それらを塾と併用するケースもあるなど、立地や学力などの要因によって、具体的な受験対策のスタイルは家庭ごとに異なっています。

勉強の習慣をつける

親が勉強するように言っても、それを聞き入れる子どもばかりではありません。勉強する習慣がないまま大きくなってしまうと、高校受験や大学受験などに影響が出ることもあるでしょう。そのため、小学生のうちから塾に通わせることで、勉強の習慣をつけさせようと考える親もいます。家には、テレビや玩具など、子どもにとって魅力的なものが多いため、なかなか勉強に集中できないことも多いです。塾は学習に特化した環境なので、勉強に打ち込む時間を強制的に作りだせます。ただし、最初からそのような明確な目的を掲げているのではなく、漠然と勉強時間を増やしたいと思って通わせ始めるケースも少なくありません。

いずれにせよ、子どもが嫌がっている場合、無理やり塾に通わせるのは良くない判断です。勉強に苦手意識や嫌悪感を持たせてしまうリスクがあるため、しっかりコミュニケーションをとって、子どもの気持ちを確認しておくことが重要です。

中学の進学準備

中学校に進学すると、どの教科も勉強する範囲が一気に広くなります。小学校との違いに戸惑う子どもも多く、スタートの段階で授業についていけなくなる場合もあるのです。最初にそのような事態になると、なかなか挽回できずに苦労することもあるでしょう。そのリスクを減らすため、中学校に進学する事前準備として、入学が近づくと通わせ始めるケースが多く見られます。しっかりと小学校の復習と中学校の予習をしておけば、つまずきの対策になるだけでなく、1学期の最初のテストから高得点を狙いやすいです。

なお、小学校の復習において重要なのは算数と国語です。中学校の授業は、小学校で習う公式や漢字などは十分に頭に入っているという前提で進んでいきます。他の教科も勉強しておくのに越したことはありませんが、時間が限られているなら、この2教科をメインとして取り組んでおくと効果的です。

小学校の授業の補足

小学校の授業といえども、内容が難しくて困っている子どももいます。授業が分からないと、成績が下がってくるのはもちろんですし、自分に自信を持てない心境にもなりやすいです。デリケートな成長期にそのような状況になるのは良くありません。しかし、授業についていけない子どもがいても、小学校の先生は十分にサポートできない場合があります。多くの生徒がいますし、学校行事の準備などもあるため、一人ひとりの学習進捗まで考慮して対応していくのは難しいからです。それを補う手段としても塾は広く活用されています。

さらに、学習の意欲が向上することも塾に通うメリットの一つです。小学校のクラスとはまた違った集団のなかで勉強することになり、同学年の子どもたちから大いに刺激を受けることになります。競争意識が芽生えて学習面で努力や工夫をするようになると、小学校の授業にもついていきやすくなるでしょう。

塾に通わせる時期は?

塾通いの目的はさまざまなので、「いつから塾に通うべきか」という疑問に対して、万人に共通する正解はありません。ただし、目的を限定した場合は、一般的に好ましいとされているタイミングは存在します。たとえば、中学受験の対策を目的としているなら、3年生の2月から通うのが得策です。なぜなら、たいていの塾は、その頃から中学受験を見据えたカリキュラムを組むからです。少し前から通って、そのカリキュラムが始まるまでに、塾に慣れておくという手もあります。

小学校の授業の補足が目的なら、すぐにでも通わせるのが理想です。一度でもついていけなくなると、次第に遅れが広がっていく恐れがあります。分からないことに慣れてしまって、ついていけないのが当たり前という状態になりかねません。そのようなリスクを回避したいなら、親が家庭学習でフォローすることも大事ですが、遅れが広がる前に塾に通わせたほうが良いでしょう。

まずは塾に通う目的から考えよう

子どもを塾に通わせ始めるタイミングに正解はないため、目的に合わせて考えることが重要です。その目的は、子どもと共有できる内容でなければなりません。たとえば、子どもに中学受験をさせたいなら、子どもに進路の希望を確認することが必要になります。塾に通うかどうか検討する際は、親が自分本位に判断しないように気を付け、子どもとしっかり相談したうえで決めましょう。